「1942年のプレイボール」
野球を通して絆を深めた4兄弟の物語
戦前から戦後にかけて、日本のプロ野球で活躍した4人の兄弟、野口 明、二郎、昇、渉。
個人的には、近鉄ファンだったので、野口さんのことは阪急時代や近鉄の2軍監督をされていたイメージ、名前しか記憶にありませんが、戦争の影が暗く覆い、次第に兄弟たちの夢を引き裂いていく中で、懸命に生きた野口4兄弟の夢と絆を描いたドラマでした。
主演の太賀さんは「実在した野口二郎さんの史実を基に、戦時下の混乱の中、誰かを思いやることの尊さ、何かに熱中することのすばらしさが今作には描かれています」と振り返っています。
野球を通して絆を強め、青春を燃やした4人の兄弟たちの姿を『半沢直樹』、『ルーズヴェルト・ゲーム』、『下町ロケット』などを手掛けた八津弘幸さんが描いた作品です。
主人公・野口二郎役は、NHKドラマ初主演の太賀さん。二郎の兄・野口 明役を勝地 涼さん、明の婚約者・喜美子役を忽那汐里さんが演じ、野口さんと同じ名古屋出身の須田亜香里(SKE48)さんも野口二郎さんの姉・野口や江子役で出演していました。
ストーリー他
【放送予定】8月12日(土)[総合]後7:30〜8:45
【ストーリー】
昭和16(1941)年、野口二郎(太賀)は、職業野球の大洋軍でチームのエース、打っては4番の大活躍を見せていた。三男・昇(斎藤嘉樹)も阪神軍に入団、四男・渉(福山康平)は甲子園大会が中止になったものの、プロを目指していた。
12月、太平洋戦争が始まると、長男・明(勝地 涼)が兵役を終えて満州から帰国する。
かつては名投手で弟たちの憧れだった明だが、手りゅう弾の投げすぎで肩を壊していた。明は自信を失い、婚約者である喜美子(忽那汐里)とも別れようとする。二郎は明にかつての自分を取り戻してほしいと必死になるが--。
【作】八津弘幸(『半沢直樹』、『ルーズヴェルト・ゲーム』、『下町ロケット』、『赤めだか』ほか)
【音楽】渡邊 崇(三重発地域ドラマ「ラジカセ」ほか)
【演出】桑野智宏
【制作統括】吉永 証
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=10417
キャスト
太賀、勝地 涼、忽那汐里、斎藤嘉樹、福山康平、須田亜香里(SKE48)、宮崎美子、でんでん ほか