＃２はこうだった。
爆破事件の際に目撃された不審人物の似顔を見て驚愕する美希（真木よう子）。それは15年前に忽然と姿を消した公安警察官だった父に酷似していた。
ある朝、通勤途中で不審な人物を見かけ追いかける。地下駐車場で見たその人物は、父だった。「待って！」と声をかけ、父が乗った車を追うも、美希はその車にはねられてケガを負ってしまう。
一方、“百舌”こと新谷和彦（池松壮亮）らしき人物と接触したと思われるフリージャーナリストの名波汐里（蒼井優）。
彼女は8ヵ月前、グルジブ人テロリストに拉致されていた。ほかの仲間は全員殺害されたが、彼女一人が生存できた…。テロリストのなかにいた新谷に、名波は助けられたのではないかと睨む倉木。
名波と新谷に大きな接点があるのか…倉木と大杉（香川照之）がいくら問いただしても、名波の巧みな弁舌に翻弄されてしまう…。
いらだつ倉木のもとに突然現れた東（長谷川博己）。爆弾事件のこと、死んだ妻・千尋（石田ゆり子）のこと、それら全てに絡む大物政治家Ｍのことをほのめかす東。
その挑発に乗ってしまった倉木は、森原官房長官（瑳川哲朗）と直接対決へ！森原に、全て自作自演だったのではないかと問いただすも、千尋に対する屈辱的な言葉を投げ返されてしまう。
倉木と別れた直後、森原が乗った車が爆発し森原は死亡。その場から姿を消した倉木は、重要参考人として全国指名手配されてしまう。
Season2～幻の翼～を解き明かす
3つのキーワード
第2話までに明らかになった
真実の断片
Keyword① 空白の72時間
グラークアルファ作戦の全貌とは？
倉木の妻・千尋が関わり失敗したグラークアルファ作戦。
1980年代後半、公安は極秘に国民管理システムを試作していた。これは普及し始めた携帯電話・メール・インターネットによる会話を自動傍受するスパイシステムで、国家はその存在を公には認めていない。
ところが実験段階だったこのシステムが8年前、何者かに盗まれた。
公安はこれを取り戻すためにある作戦を発動。
これがグラークアルファ作戦だった！？
その作戦の黒幕は、政治家で内閣危機管理監だった
森原官房長官のような気がした。
しかし、疑問は残る？→その森原を抹殺
そのシステムを奪還しようとした作戦「グラークアルファ作戦」を森原が巨大国家に内通して作戦は失敗！！
森原が手を貸したから、巨大国家がシステムを盗むことに成功した。
日本の公安が敢行したグラークアルファ作戦が失敗したのは、彼がその作戦の責任者だったから。
盗まれたのも、作戦が失敗したのも森原の策略！？
しかし、その森原の車が爆破された！
なぜ、黒幕が消されたのか！
ということは、そのウラにもっと凄い国家間の陰謀が？
と考えるのが妥当。
Keyword② 謎の無言電話
思いもよらない展開が美希を待ち構える！
10年以上前に失踪した元公安だった美希の父親。
美希にかかる無言電話の相手は誰なのか？
グルジブのテログループ「アルハダ」の協力者？
と思われる人物。これが、なんとなんと！美希の父親？
Keyword③ 復活する百舌
暗躍する国際テログループとは？
不可解な連続殺人事件
百舌と同じ手口が使われた殺人事件がおこる。
アイスピックによる殺人が２週間で３件。
1人目の被害者は、新谷宏美を独房から逃がした東の手下（偽刑務官）。
この人物と、名波汐里（蒼井優）が会っていたことが、
防犯カメラの映像から明らかになる。
その後、この男の（アイスピックによる）死体が
見つかったことから、やはり犯人は和彦？
2人目は、帝都新聞社の社長。
3人目は、毒舌で人気のテレビコメンテーター。
いずれも、百舌（新谷和彦）が恨みを持つような接点はなし！
やがて、百舌（新谷）のアイスピック殺人の手口をまねた別のグループが存在。それを知った新谷はそのグループを急襲して一人を殺害する。
謎の男イワン・タイラーの存在も不気味
ロシアの二重スパイ？
東が登場して放った言葉
「グラークアルファ作戦の後、倉木千尋が発見された場所はどこだ！？」
倉木「北海道だ！」
倉木は手がかりを探しに北海道に飛ぶ。
北海道のエネルギー開発施設が
このドラマの巨大な陰謀に
絡んでいそうな予感が！？
とすれば、
グルジブのテロリスト、
ロシア、日本の公安警察が
エネルギーをめぐって
国家規模の何かが･･･
あの爆破事件から半年
巨大な陰謀に巻き込まれた倉木
果たして彼は、妻の死の謎を
解き明かせるのか!!!
その謎の背後には
国際的な巨大な陰謀が
あったのかぁ――！？
Episode #３
番組Webサイト
http://www.tbs.co.jp/mozu_tbs/story/←
東京ドラマアウォード2014で、MOZUが連続ドラマ部門優秀賞、吉田鋼太郎さんが助演男優賞、北九州フィルムコミッションさんが特別賞を受賞しました！やりました！どうもありがとうございました！本日の第2話もお楽しみに！#MOZU pic.twitter.com/jbB5MW0WHj
— MOZUSeason2 #4 11/6 (@MOZU2014) 2014, 10月 23
映像クォリティーの高さ
紡がれるシーンは海外チャンネルのようだ
何度も紹介していますが、本作は「海猿」シリーズなどの映画で有名な映画制作集団、羽住栄一郎率いる「羽住組」がテレビドラマのスケールを凌駕したアクションシーンを撮りました。
海外ドラマ「24」「LOST」「プリズンブレイク」などをワクワクしながら見ましたが、それを見るような感覚です。
シーズン１の初回シーン。雑踏の中で起きる大参事。
第5話の倉木と中神（吉田剛太郎）が闘うアーケード上のシーン。
そして、最終回。日中、空港でのパニックシーン。
全て、羽住さんらと縁のある北九州フィルム・コミッションが全面協力して実現。北九州には大空港はないので、実はJRA小倉競馬場の大エントランスホールで撮影したとか。（プロデューサー日記より）
最終回前半のカーシーンもド迫力でした！タイヤの高さから撮った映像は臨場感があります。
空港での爆破の瞬間、美希の髪型が乱れるカットなど、細部にまでこだわった映像には見応えがありました。
木曜日20時57分からTBS系列で放送。
予告動画は、番組公式サイトおよびYouTubemozu.tvで視聴できます。
TBSオンデマンドおよびGyaO!ストアで見逃し配信も！
