競争の厳しい芸能界で、彼女たちは励ましあって今日もステージに立っています。
チームだから当然かもしれませんが、一人ひとりがライバルのAKB48の中にあって先輩が後輩を自分以上の人材に育て上げようとするシーンを見た時には、スポーツにも似た感動を覚えます。
選手寿命の短いアイドルの世界で、AKB48が永く支持されているのは、そんな側面があるからなのかもしれません。
中村麻里子さんというメンバーがいます。
次期総監督に指名された横山由依さんや「ぱるる」の愛称で人気の島崎遥香さんと同じ9期生です。見た目のクールさとは別にいつも先輩に気を配り、後輩を激励しています。
今日はなっつんこと小嶋菜月ちゃんの生誕祭でした(ノ)'ω'(ヽ)! なっつんも20歳かぁ…!大人の仲間入りだね* なっつんの真っ直ぐなとこが大好き。私が応援したい後輩のひとりです。 pic.twitter.com/r0DjhHBwih
— 中村麻里子 (@marikorima1216) 2015, 3月 13
彼女は、新チームAの副キャプテンですが、初日に舞台に上がる16人には選ばれませんでした。
チームは22~23人のメンバーで構成されて、毎回全員が出られるとは限りません。
チームが初日舞台のゲネプロの日、秋葉原にあるAKB48劇場の舞台の下で、上手の柱の陰でひとり黙々と振りを練習する中村麻里子さんの姿がありました。
バックアップとしてどんなポジションでもこなせ、ものまね番組やラジオ番組でも見せたトークの力は、チームに欠かせない存在です。
ルックスはアイドルっぽくないタイプですが(笑)、トップアイドルグループの中にあって、彼女が経験している補欠選手としての経験は、彼女の人生の貴重な財産になるに違いありません。
なあな卒業おめでとう!&大学進学おめでとう!なんだか最近なあながグンっと大人になった気がする!チームAでも後輩も先輩も引っ張ってくれる力強い存在です* pic.twitter.com/71mXjdTedx
— 中村麻里子 (@marikorima1216) 2015, 3月 14
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