AKB48グループ
じゃんけん大会裏話
STU48友情物語
2017年9月24日に名古屋で開催された「じゃんけん大会」。その年は個人戦からユニット対抗戦に変更されグループの枠組みを越えたユニットが誕生して話題になった。
ここでも以前に紹介しましたが、そのユニット結成には、悲喜こもごものドラマが起こった。
7月27日、STU48メンバーの瀧野由美子は、いつものように午後11時ごろからSHOWROOM(SR)配信していた。瀧野はこの日、かねてから憧れていたチームのキャプテンでAKB48選抜メンバーの岡田奈々に意を決して電話をかけた。
突然の電話だったが、岡田は後輩からの初めての電話を喜んだ。瀧野は、その電話で岡田とのユニット結成を遠慮がちに申し込んだ。
しかし、岡田には3日前から決めた相手がいることを遠回しに告げられた。
明らかにいつもと違う瀧野の表情。落ち込む瀧野の姿があった。
「何があってもへこたれない」、小さな声でつぶやく瀧野。SRを見ているファンからは慰めのコントが相次いだ。
その時、突然、瀧野のスマホが鳴った。同じチームメイトの藤原あずさが瀧野に電話を入れたのだ。瀧野の配信を見ていた藤原が落ち込む瀧野を励まそうと電話した。
藤原は「瀧野が望むなら」と、すでに決まっていた3人ユニットに瀧野を誘った。
「ゆみりんの配信見てたら、可哀想になってきて」と彼女らしい明るくストレートな言葉だった。
瀧野は、その言葉に励まされ、涙目になりながらつぶやくように「イケメン!」と藤原に感謝の言葉を返した。
瀧野は、握手会の全部で「完売」が出るほどの人気メンバー。デビューシングル「瀬戸内の声」のセンター。
しかし、誰からも声をかけてもらえず、片想いの岡田キャプテンには先約があって、涙をこらえていたところに仲間からの電話があったのだ。
まるで、青春ドラマのようなガチな友情をリアルタイムでみんなが目撃した。どんなドラマの脚本より、素敵な友情物語がSRの前で展開された。
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