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松井玲奈 つかこうへい名作舞台「新・幕末純情伝」で9代目沖田総司役

 元SKE48の松井玲奈が、2010年に死去した劇作家・つかこうへいさん(享年62)の代表作「新・幕末純情伝」(演出・岡村俊一)に主演することを各メディアが伝えている。

 

松井は、女優を志し昨年8月にSKEを卒業。彼女の卒業を惜しんでSKE史上最多となる4万5000人の観客がスタジアムを埋め尽くした。 

 

彼女がSKE在籍中に出演した名古屋テレビ(メ~テレ)制作のドラマ「名古屋行き最終列車」は地方局制作のドラマながら数々のテレビ賞に輝き、今年2月に第4弾が放送された。

 

現在放送中のフジテレビ系連続ドラマ「フラジャイル」などでも存在感ある演技を見せる松井が、あの伝説の演出家・つかさんの七回忌特別公演の“顔”に大抜てきされた。

 

公演は命日の7月10日を挟み行われる七回忌イヤーの目玉

 松井は「多くの方々から愛されている、つかさんの代表作。また多くの諸先輩の方々が演じてこられた作品でもあります。そんな偉大な作品に挑戦できることをとても光栄に思います」と襟を正した。 

 幕末の京都を舞台にした同作で、松井が演じるのは「実は女だった」という設定の新撰組隊士・沖田総司。 

 

 

公式サイト

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 激しい殺陣やラブシーンなど体当たりの演技に加え、恋と使命との間で揺れ動く繊細な感情表現が必要とされる難役だ。  

 この舞台、過去にはそうそうたる女優が演じている。藤谷美和子(52)、広末涼子(35)、石原さとみ(29)、桐谷美玲(26)などが演じ、女優として飛躍するきっかけをつかんだ。松井は9代目となる。 

 松井の舞台出演は、乃木坂兼任時代の14年に出演した「16人のプリンシパル」、座長を務めた15年の「マジすか学園」があるが、AKBグループ以外での本格的な舞台は初めて。 

 スポーツ紙のインタビューでは「運動神経に自信がないので心配なこともありますが…」と語る松井だが、中学時代に熱中した剣道部で培った剣さばきにも期待ができそう。 

「私の代表作になるように全てのことに食らいついていきたい」と意気込んだ。 

公演は、つかこうへい作品の聖地とも言われている新宿・紀伊國屋ホールなど全国3か所を巡演する。チケットの一般発売は5月14日を予定。 

 

「つかこうへい七回忌特別公演 『新・幕末純情伝』」

2016年6月23日(木)~7月3日(日)  

東京都 天王洲銀河劇場 

2016年7月6日(水)~17日(日) 

東京都 紀伊國屋ホール 

2016年7月22日(金)~24日(日)

大阪府 梅田芸術劇場メインホール 

 

作:つかこうへい

演出:岡村俊一

主演:松井玲奈 

 

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